トップメッセージ

チャレンジを続けて
得た技術と知見を、
世の中のために。

代表取締役社長・最高経営責任者大塚 浩史

世界のモビリティを知る強みを活かし提案型企業へ。

1938年に誕生した武蔵精密工業は、鉄の鍛造や機械加工、組立などの工程ごとに分業制だったこの業界で、いち早く一貫生産体制を構築しました。以来、時代の一歩先に挑んできた私たちが掲げる今後の事業展開の柱は大きく二つあります。一つは研究開発力の強化。 “CASE”に代表される自動車業界の動向に伴い、完成車メーカーには従来の車両開発の枠を超えたビジネス展開が求められています。車両の機構変化を見据えた電動ユニットの開発や、環境負荷低減に貢献する商品の開発など、我々の役割はますます広がっているのです。この状況を見越して、当社は20年以上前に研究開発部を立ち上げ、お客様ニーズを先取りした製品の先行開発に取り組んでいます。世界中の自動車・二輪車メーカーのニーズを知る強みを活かし、提案力のある世界トップクラスのメーカーを目指します。 Connected(接続)、Autonomous(自動運転)、Shared&services(シェアリング)、Electrification(電動化)の頭文字を取ったもの。

AIという新たな道具で、人はもっと人らしく。

もう一つの柱となるのが、産業革命並みの大きな変化を世の中にもたらそうとしているAIです。この最先端の“道具”を使いこなすノウハウをいち早く蓄え、自社のものづくりに限らず多彩な分野で活用を図り、創業者の意思を引き継いだムサシフィロソフィーにあるように、地球社会の発展に貢献していきたい。そこでAIプロジェクトを発足させ、すでに製造現場の自動検品システムや自動搬送車といったAIソリューションを事業化。メディアの注目を集めています。目指すのは、「AIで製造現場の困りごとを解決し、人がもっと人らしい仕事に専念できるようにする」こと。新しいモビリティの創出や、改善アイデアの考案など、人本来のクリエイティブな仕事で力を発揮できる社会の実現です。
ますますおもしろくなる会社を、大きく変わるこれからの社会を、一緒に創っていきませんか。

人財への思い

国籍も性別も超えた
個性の化学反応が、
未来を楽しくする。

グローバルな事業は、多国籍の
同僚や上司と一緒に動かす。

売上高の約85%を海外が占めるムサシは、働く仲間もグローバルです。たとえば、本社の役員であるCFOはカナダ人女性であったり、人事統括付がブラジル人男性であったり。その他本社で働く社員の中には、中国やインド、タンザニア、バングラデシュなど様々な国の出身者がいます。コミュニケーションには英語が必要となるため、まずは日本人の役員が英語で会議に臨み、社員に背中を見せています。世の中が大きく変化し、私たちの事業においても今までと同じ考え方は通用しないこの時代に、多様な人々の視点が未来の可能性を大きく広げる。そんな考えで、国籍に関係なくムサシグループの仲間として迎えています。

素直に学び、努力を続け、
失敗を恐れずチャレンジしよう。

グローバル化が進んでも、創業者が繰り返し唱えた「質実剛健 至誠一貫」、つまり「志を持って自分を高め、誠実に周囲と向き合い共存共栄する」という企業精神は変わりません。私たちが求める人財は、それを具現化できる人。未来への夢を持ち、素直に学びを取り入れ、努力とチャレンジができる人です。実際、当社ではそのような人が高く評価され、成功しています。失敗もたくさんして、そこから学び、新しい価値を生めばいい。特に新卒のみなさんは、既存の社員にはない発想ができるはず。だからこそ生まれるチャレンジに期待します。

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