02多くの人を乗せるクルマが相手。
責任感が、やり切る力に。

相根 祥吾

2014年入社/研究開発部 Diff設計1グループ
三重大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 修了

お客様との打合せ段階から、量産開始まで。

クルマとオートバイが大好きな父の影響で、物心つく前からミニカーに囲まれて育ち、就活が始まるずっと以前から自動車業界に進むと決めていました。現在は設計技術者として、クルマが曲がる際に内輪と外輪が進む距離の差を生み出す“デファレンシャルギヤ”を担当しています。強度や耐久性、音などがお客様の要求を満たすよう計算して、寸法や形状を決め、試作図面を作成。専門部署が試作や試験を行う間も、設計担当の私がお客様との技術的な窓口を務めます。試作品にOKをいただき量産に移る際には、生産ラインで不具合やバラつきなくつくれるよう、生産技術とも相談して形状や寸法を調整します。設計中はクルマの全体像を見ることはできませんが、最初に設計の依頼が来るときは、「次はこんな車種が出るんだ」と知ることができて興味深いですね。

自分の裁量に任されるから、苦しくも楽しい。

自動車部品の設計は、新モデル発売まで2年間ほどの長期戦の中で、3~6カ月ごとにお客様のテストなどが設けられた、短期戦の連続です。しかも、量産立ち上げ直前になって、仕様変更を依頼されることも。他部署とは日ごろからこまめに情報を共有していて、こうした事態になれば連携してすばやく動き、期限内にやり切ります。我々の製品がなければ、ユーザーにクルマをお届けできないわけですから。もちろん苦しいときもあります。それでも少数精鋭の体制の中、設計者も「黙って言われた仕事だけしていればいい」というのではなく、コストなど多方面から製品を設計しなければならない。設計課題に対して「こうアプローチしてみたい」と考えたら、上司はたいてい「やってみたら?」と言ってくれる。自分の裁量に任されるこの自由度の高さが、ムサシの大きな魅力です。

  • 研究開発部SV検証グループ
  • 研究開発部Diff設計1グループ
  • 購買部材料購買グループ
  • PT事業部SHAFT1グループ
  • アグリトリオ
  • Musashi AI株式会社
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