05社内初の農業ビジネスに、経験してきたすべてを駆使して挑む。

石川 浩之

2001年入社/アグリトリオ
豊橋商業高校 卒業

新規事業の社内公募に、迷いなく手を挙げた。

今の肩書きは、アグリトリオの“共同創業者”。これは自分でつけました。2017年、新規事業メンバーの社内公募に「夢がある!」と手を挙げ、会社が提示する「社会的に意義のある自動車以外の事業」という条件の下、メンバー3人で何をやろうか議論するところからスタートしました。さまざまな候補がある中、本社のある東三河地域の特性を考え、注目したのが農業です。キャベツをはじめ農業が盛んな一方、高齢化と担い手不足に悩み、大豊作で価格が下がると収穫せず廃棄されてしまう。それらの解決につながる事業ができないか? アイデアを練り、スマホサイトに登録された農家の中から、短期間だけ働きたい人が条件の合うところを探して応募できる人材マッチングサービス“農How”が誕生。まずは農家さんの高齢化や人手不足を解消することに注力し、2019年4月からサービスを本格開始しました。

ムサシのノウハウと自分の経験を注ぎ込んで。

実は農Howには、ムサシの強みが活きています。仕事先を探すユーザーは、事前にスマホで動画を見て作物に合った収穫方法を学び、“即戦力”として作業に臨めます。一連の作業の中から重要な部分を切り取ってマニュアル化するノウハウは、ムサシの得意とするところ。私も製造職と現場の管理業務で、間近に見て学んできました。私自身で言えば、その後に経験した経理業務や高校時代の簿記の知識も、事業収益を考えるうえでムダなく役立っています。もちろん、農業のことは全く知らなかったので、用語一つから農家さんに質問しまくって覚えました。現在、農Howは利用促進のためのサービス見直しや、福祉施設の利用者にこのサービスを自立の一助としてもらう“農福連携”に向けて動いています。ムサシの新たな得意技術、AIによる画像認識の導入も視野に入れ、挑戦はこの先も続きます。

  • 研究開発部SV検証グループ
  • 研究開発部Diff設計1グループ
  • 購買部材料購買グループ
  • PT事業部SHAFT1グループ
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  • Musashi AI株式会社
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