労働安全衛生
労働安全衛生と健康管理
労働安全衛生に関する
基本的な考え方
ムサシでは、「安全なくして生産なし」を労働安全衛生活動の基本理念とし、「安全で健康に働ける職場づくりが、企業存続の根幹」と位置付けています。労災撲滅のため再発防止対策の共有に留まらず、不安全状態・不安全行動がない職場に向けて、様々な安全教育プログラムや仕組みを推進し、重大災害や事故の減少に結び付けています。
安全衛生管理組織図

労災防止と安全衛生活動の推進体制
「安全で健康に働ける職場」を目指して、労働災害防止と就業環境の向上のために、リスクマネジメントオフィサーを委員長とする中央安全衛生防災委員会を中心に全社横断的に安全衛生活動を推進しています。各工場ごとの安全衛生防災委員会に加え、本社には製造領域、技術領域、間接領域の部会を設置しています。
各委員会では、それぞれの領域に合わせた活動の展開、発生事案の対策・対応の実施、安全衛生の現場パトロール、情報共有などを行っています。また、全ての委員会に労働組合メンバーが参加することで、各現場の作業者に寄り添った視点からの意見を反映しやすくしています。


労働災害の発生状況
「安全なくして生産なし」の基本理念に基づき、過去に発生した挟まれ・巻き込まれ等の類似災害防止の水平展開・対策の実施状況の現場確認等を実施しています。また、新規設備の導入時と設備レイアウト時には、安全衛生リスクアセスメントを実施し、工程設計段階では気付けなかった安全上の重大リスクが存在していないか、現場担当者、安全衛生担当者など複数の視点から確認することで、安全な生産現場作りに取り組んでいます。
労働災害度数率と休業災害強度率

従業員の健康増進
当社では以下のような活動を通じて、従業員の健康増進を継続的にサポートしています。
健康診断の充実化
- 胃レントゲン・大腸がん検診の追加
- 30歳時健康診断に血液検査を追加
- インフルエンザ予防接種の社内実施
個人の健康増進活動のサポート
- 衛生講話の開催
従業員のメンタルヘルスのサポート
- セルフケアのための従業員ストレス診断の定期的な実施
- ストレス診断結果を元にした職場環境改善取り組み
- 産業カウンセラーによるカウンセリングの実施
受動喫煙防止対策の推進
新型コロナウイルス感染予防
対策の推進
当社では社内における新型コロナウイルス感染予防対策として、従業員のマスク着用、アルコール消毒の設置箇所拡大、各フロアに非接触体温計を設置し、飛沫感染や接触感染を防いでいます。
また、従業員とその家族・お取引様を対象にした職域接種を3度行いました。