2022年11月にリリースされたChat GPTを皮切りに、急速な普及が進む生成AI。うまく活用すればビジネスに活かせるツールとなりうる一方、活用への心理的ハードルが課題視されています。
そんな固定概念の“枠”を壊すイベントを、武蔵精密工業株式会社(以下、ムサシ)にて開催。AI時代に対応した人財育成を目指す、ムサシの挑戦を紐解きました。
そんな固定概念の“枠”を壊すイベントを、武蔵精密工業株式会社(以下、ムサシ)にて開催。AI時代に対応した人財育成を目指す、ムサシの挑戦を紐解きました。
まずは使ってみよう!がキーワード
ムサシは生成AIにいち早く注目しており、全社的な方針としてその活用が推奨されていました。しかし、新出のテクノロジーは、推奨するだけではなかなか利用促進されないもの。活用ハードルを高める“枠”として「よくわからない…」「むずかしそう…」という心理的ハードルの高さがあげられました。
そこで今回は、「シンプル」かつ「業務を離れた場」にて、「まずは使ってみる」ことに着目。これらを満たすイベントとして、生成AI「Copilot」を使用してアートを生成するコンクールを開催しました。
お題は“わたしが考えるムサシ100年ビジョンGo Far Beyond”です。普遍的で抽象的なテーマ設定により、参加ハードルをグッと下げることができました。
そこで今回は、「シンプル」かつ「業務を離れた場」にて、「まずは使ってみる」ことに着目。これらを満たすイベントとして、生成AI「Copilot」を使用してアートを生成するコンクールを開催しました。
お題は“わたしが考えるムサシ100年ビジョンGo Far Beyond”です。普遍的で抽象的なテーマ設定により、参加ハードルをグッと下げることができました。
みんなで応募して、みんなで投票
アートの募集が開始されると、さっそくお題に挑戦する社員が増加。Copilotの使い方はマニュアルや研修会で丁寧にレクシャーされ、誰もが気軽に参加できる雰囲気創りがなされました。
当初一部の部門が対象であった本イベントは、いつしか全部署と経営層も巻き込む全社イベントに拡大。応募総数は200を超えました。入賞作品は全社員の投票で決定。みんなで応募してみんなで投票する、フラットな空気間の中イベントを行いました。
当初一部の部門が対象であった本イベントは、いつしか全部署と経営層も巻き込む全社イベントに拡大。応募総数は200を超えました。入賞作品は全社員の投票で決定。みんなで応募してみんなで投票する、フラットな空気間の中イベントを行いました。
バリエーション豊かなアートが入賞!
全社員を巻き込んだ投票の結果、以下の作品が入賞!2025年1月6日に開催した新年式典で入賞作品が発表されると、大きな反響を得ました。
同じお題でも、感じ方は人それぞれ。バリエーション豊かな4作品は、それぞれ少しずつ違ったGo Far Beyond!を表現しています。
同じお題でも、感じ方は人それぞれ。バリエーション豊かな4作品は、それぞれ少しずつ違ったGo Far Beyond!を表現しています。
目指すは生成AIの継続利用
今回のイベントは生成AI活用の第一歩です。今後、グループ16,000人が生成AIに慣れ親しみ、自身の業務での有効活用へ繋げることを期待しています。
生成AI活用時のリスクを理解し、それを回避しながらも、業務に有効活用できるAI人財育成を目指し、冒険を続けていきます。
生成AI活用時のリスクを理解し、それを回避しながらも、業務に有効活用できるAI人財育成を目指し、冒険を続けていきます。