アフリカでのEモビリティ事業展開をさらに加速

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政府系機関・パートナー企業と覚書を調印

武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、アフリカにおける二輪・三輪のEモビリティ事業展開を戦略的に進めるにあたり、現地の政府系機関・パートナー企業と2つの覚書を調印いたしましたのでお知らせいたします。

1.SixAI社を通じたナイジェリアおよびガーナの政府系機関、現地企業との覚書

ムサシは戦略的パートナーシップを結んでいるイスラエルのSixAI社を通じて、ナイジェリアおよびガーナの政府系機関を含む現地の有力企業との間で覚書を締結しました。各パートナーとの協力関係のもと、アフリカ大陸でのEモビリティ事業の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
ムサシはCO2を排出しない二輪向けEV駆動ユニットを開発し、ケニアのARC Ride社とともに同国や東アフリカにおけるEモビリティ事業展開を進めております。今回の覚書では、さらにナイジェリアやガーナをはじめとする西アフリカでのEモビリティ事業について、パートナーであるSixAI社とともに西アフリカ地域の有力企業と事業展開を目指していくことで合意いたしました。
今回の覚書締結先のひとつであるナイジェリアの国家科学技術インフラ庁(NASENI)は同国における産業や科学技術の発展を推進する政府系機関です。NASENIからはムサシのEV駆動ユニットが搭載された二輪車・三輪車が同国で普及していくことへの期待を表明されています。

2.PAN Nigeria社との覚書

ムサシはナイジェリアで自動車の製造・販売を手掛けるPAN Nigeria社(所在地:ナイジェリア・カドゥナ州、代表:Hon. Ahmed Wadada Aliyu、以下PAN社)と個別に覚書を締結したことを、8月27日にチュニジアで開催されたTICAD8(第8回アフリカ開発会議)の場において発表しました。PAN社とは今後、ナイジェリア国内における電動二輪車の製造を視野に協業に関する検討を進めてまいります。
▲PAN社のHon. Ahmed Wadada Aliyu会長とムサシCIO伊作

ムサシはSixAI社とともにナイジェリアやガーナなど西アフリカ地域でのEモビリティ事業の展開を具体的かつ戦略的に推進します。また、今回のTICAD8の開催国となったチュニジアをはじめアフリカ内の他地域での展開も視野に、アフリカにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた貢献を目指します。

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、電動化や自動運転を見据えた次世代パワートレインならびにステアリング、シャーシ部品の開発/製造/販売を行っています。また、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、幅広い領域でのSDGsの達成貢献に向けたエネルギーソリューション事業、農業、植物バイオ事業など、オープンイノベーションの展開により新事業の創出・拡大にも注力しています。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/