福島県 地域復興実用化開発等促進事業に採択 

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武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)はこのたび福島県楢葉町の協力による「グリーンエネルギーマネジメントクラウド」の実用化開発に向け、福島県の「令和4年度地域復興実用化開発等促進事業補助事業」に採択されました。

今後は楢葉町、楢葉新電力合同会社の協力を得ながら、カーボンニュートラルを推進するため、グリーンエネルギーをマネジメントするデジタルクラウドサービスの開発を行ってまいります。
【背景】
政府は「2050年カーボンニュートラルを目指したグリーン成長戦略」を推進し、福島県は、「福島再生可能エネルギー推進ビジョン2021」を策定し、「再生可能エネルギー先駆けの地」の実現を目指しています。

なかでも、東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故により甚大な被害を受けた福島県浜通り・双葉群エリアは、グリーンエネルギーイノベーション拠点になりつつあります。

当社は、研究開発中の「グリーンエネルギーマネジメントクラウドサービス」の製品化実証開発として、浜通り地域等の早期産業復興の実現を目指した「福島イノベーション・コースト構想」の重点分野を支援している補助事業に参加いたしました。

【本取り組みが目指す未来】
ムサシでは2021年4月、ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!枠を壊し冒険へ出かけよう!」を発表するとともに、自社の使命(Our Purpose)を「わたしたちのテクノロジーへの“情熱”とイノベーションを生み出す“知恵”をあわせて、人と環境が“調和”した豊かな地域社会の実現に貢献します」と策定しました。

今回の取り組みは、ムサシが掲げるビジョンや使命で目指す未来への第一歩であり、自社製のリチウムイオンキャパシタ(LIC)、蓄電システム(FEMS)に加え、デジタルサービスを提供することで、福島浜通りエリアの復興、カーボンニュートラル推進への貢献を目指してまいります。

【ムサシについて】
 武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスの占有率を誇ります(ムサシ調べ)。電動、自動運転といった次世代自動車向けパワートレイン、サスペンション、ステアリング等の商品開発を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、SDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大に注力しています。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/