「山梨スマートファクトリー」設立に向けて土地を取得

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武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)のグループ会社である武蔵エナジーソリューションズ株式会社(本社:山梨県北杜市、代表取締役社長:髙橋航史、以下武蔵エナジーソリューションズ)では、山梨県南アルプス市に自然豊かな同市の環境に調和したスマートファクトリー設立に向けて新たに土地を取得します。
▲「山梨スマートファクトリー」イメージ

■土地取得の背景と山梨スマートファクトリーについて
製造業はグローバル規模での競争の激化に対応した生産最適化、多様化する価値観に応えるマスカスタマイゼーション対応、さらに労働力不足という課題を抱えています。ここ数年はパンデミックによって、製造現場への移動が足止めされるなど、サプライチェーンが寸断されるという課題も日本国内で顕在化してきました。こうした課題を解決する切り札と注目されているのが、スマートファクトリーの実現です。

武蔵エナジーソリューションズでは、山梨県南アルプス市に建設を計画している新工場について、自然豊かな同市の環境に調和したスマートファクトリーとするため、GX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の両面で取り組みます。GX面では、LICを組み込んだミックス電源システムによって工場で使用するエネルギー量そのものを削減するとともに、再生エネルギーの利用量を拡大します。DX面では、AI・IoTの活用やデータの可視化・最適制御を通じ、革新的なものづくりを推し進めます。

■武蔵エナジーソリューションズとLICについて
武蔵エナジーソリューションズは、カーボンニュートラル社会の実現に向け注目が集まるリチウムイオンキャパシタ(LIC)の開発、製造、販売を手掛けており、2008年には世界初となるLICの量産化に成功しました。技術の進展とともに、瞬低・短時間停電補償装置や垂直搬送システム、架線レストラム、燃料電池車・フォークリフトなど多様な用途でLICの活用が進んできており、今後もさらに新しい領域での採用が見込まれています。

ムサシグループでは、使命である「人と環境が調和した豊かな地球社会の実現」への貢献に向け、今後ともカーボンニュートラルの達成やAI・デジタル技術を活用したものづくりの進化に取り組んでまいります。

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/