富士機械株式会社からAI外観検査装置を新規受注 〜SUBARU向けのトランスミッション部品に無人検査で貢献〜

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武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)のグループ会社であるMusashi AI株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表:村田宗太、以下Musashi AI)は、富士機械株式会社よりAI外観検査装置を新規受注いたしました。

Musashi AIのAI外観検査装置は生産ラインに実装しやすい汎用性を持ったデザインが特徴で、最短1~3か月程度で生産現場にAI外観検査装置を導入することが可能です。独自のアルゴリズムの研究にも取り組んでおり、AI外観検査の対象範囲もEVに適用される大型部品や複雑な形状の部品まで範囲を拡大しています。

富士機械株式会社はSUBARU グループの一員としてトランスミッションと構成部品の供給をグローバルに展開しています。Musashi AIのAI外観検査装置は同社のトランスミッション部品の生産ラインに4台導入される予定です。
▲AI外観検査の対象となるトランスミッション部品の一例


富士機械株式会社様のコメント
「以前導入したルールベースの外観検査装置は良品の過検出率が高く、閾値設定の調整作業に膨大な工数が必要でした。その経験より、過剰検出率が抑制され、品質保証度の向上に繋がると考え、今回はAIによる外観検査装置の導入を決心しました。ただし、弊社にとってAIの導入は初めてであり、撮像条件の決定からAIモデル作成および装置全体を手掛け、我々と一緒になって立ち上げ取り組みをしていただけるとのことより、Musashi AI様の外観検査装置を選定させていただきました。」


「人にはもっと人らしい仕事を」を理念とするMusashi AIでは、Industry 4.0の実現に向け、今後も世界のものづくりの現場に幅広く技術を提供してまいります。直近では、トヨタ自動車のトランスミッションギヤの生産ラインに追加導入したほか、同社のトランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインにも導入されています。

トヨタ自動車向けにAI外観検査装置を追加導入 検査の効率化で電動化需要に対応
https://www.musashi.co.jp/newsrelease/ai_3.html

トヨタ自動車向けAI外観検査装置の対象を拡大
トランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインにも導入

https://www.musashi.co.jp/newsrelease/ai_4.html


【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティー向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/

【Musashi AIについて】
武蔵精密工業は、AIの技術開発や製造現場への実装、グローバル展開を加速するため、イスラエルの技術パイオニアでPoliakine Innovationの設立者であるRan Poliakine氏が代表を務めるSixAI Ltd.と合弁で、Musashi AI株式会社を2019年7月に設立いたしました。イノベーションに向けて同じ想いを共有するリーダーたちと協働し、Industry 4.0に関する新たなエコシステムを構築してまいります。
Musashi AI Web Site: https://musashi-ai.com