品質保証・商品責任

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ムサシの
品質保証・商品責任

わたしたちがモットーとしている『品質を通じて信頼と繁栄を生み出す』『顧客に喜ばれる商品を提供する』の言葉通り、より良い商品をお客様へ提供するため、「不具合を発生させない管理・基準」と「流出しない管理・基準」を設けることにより、品質保証活動を推進しています。

品質保証活動の基本方針

ムサシはムサシフィロソフィーを基軸に品質方針を定めています。
常にお客様のニーズを満足させる商品を提供する為に、品質・業務の継続的改善を推進しています。
品質の基本であるルールを正しく理解し、正しいことを正しくやり続けることを徹底していくことで「品質のムサシ」を創り上げ、
存在を必要とされるエッセンシャルカンパニーを目指し、推進していきます。

品質方針

世界のお客様のニーズを的確に捉え、先進的な企業体質を構築し、Q(品質)、C(コスト)、D(納期)、M(士気)、S(安全)、E(環境)において、
持続可能な社会の実現に向けた、世界トップレベルの商品を提供する。

品質マネジメントの体制

品質マネジメントの体制

IATF16949の要求事項を基にした品質マネジメントシステムを構築し、お客先の要求品質に応えた商品を提供できる体制を構築しています。またグループ会社含めIATF16949規格での品質マネ ジメントシステムの構築を推進し、現在32拠点が取得完了しています。

新機種立ち上げ時の品質保証活動(M-FLO)

国内外の全生産拠点の新規プロジェクトは製品開発~量産立上げのフローをM-FLOと呼ぶ新機種管理システムで進捗の管理と評価を実施しています。企画から量産までの領域責任者によって、各段階における準備状況の評価会を実施し、品質、生産能力、コストに関し評価・判断しています。特に品質については、不具合の再発防止・未然防止が十分に検証、対策されているかが評価され、新規プロジェクトの品質を保証しています。

新機種立ち上げ時の品質保証活動(M-FLO)の概要

新機種立ち上げ時の品質保証活動(M-FLO)の概要
※試作・試験などにより、量産移行後に求められる品質レベルを確保すること。

QCD 体質改善活動 (M-QCD)

“ものづくり”の更なる強化に向け、国内外の全生産拠点の体質レベルを品質システム(Q:Quality)、工程管理(C:Cost)、生産システム(D:Delivery)の共通観点で客観的に検証し、強みを高位平準化へつなげると共に、顕在化された弱点を強化していくことで企業体質を向上させる取り組みを行っています。

QCD体質改善活動(M-QCD)の概要

QCD 体質改善活動 (M-QCD)

品質教育

ムサシでは、従業員の社内資格や業務内容に応じて、計画的に品質教育を実施しています。2018年度より、全ての管理・監督者を対象にTQM研修を実施し、人材育成とサークル活動の強化に取り組んでいます。

また、品質担当部門のみならず、全社各部門の従業員の品質管理(QC検定)受験をサポートし、合格者が年々増加しております。今後は当社オリジナルの品質検定制度を構築し、グローバルでの品質教育を推進していきます。

実施している主な品質関連教育

  • IATF対応教育:規格理解、内部監査員養成、コアツール理解
  • 品質管理教育:
    • ・Jコース (Junior Course)
    • ・Fコース (Foreman Course)
  • サークル教育:TQM研修、管理者研修、リーダー研修
  • 新入社員品質教育:品質基礎、測定器具実習

MMサークル(QCサークル)活動のグローバル展開

ムサシグループでは小集団活動を通じて創造、拡大、継承を学び、生きがいのある職場作り、職場の活性化、および企業体質の強化を図る目的で、各拠点にて542サークル(4,112名)が小集団活動を通じて業務の継続改善を行っています。活動成果は国内外のお客様主催の成果発表会でも報告を行い、高い評価をいただいています。

また、毎年、全世界の各拠点から選抜されたサークルが日本に一堂に会する「MMサークル世界大会」を開催しています。世界大会では参加者同士が互いに改善活動のノウハウを共有するだけでなく、世界中の仲間と交流する機会を持つことでグループとしての団結力を生み、競争力の源泉となっています。

2023年度最優秀サークル
2023年度最優秀サークル(ドイツ)
サークル大会後懇親会
2023年度サークル世界大会後の懇親会の様子