技術部門
バッテリー技術開発Gr.
D.I. 2022年入社/電気・電子情報工学専攻 修了
新興国では、生活の足として2輪車が広く普及しています。しかし、排気ガスによる環境問題やCO2排出による温暖化が深刻となっており、政府主導で4輪車に先駆けて2輪車のEV化が推進されています。なかでも、インド・中国・台湾などでは、国を挙げて2輪EV用のバッテリー交換ステーションを整備。走行中にバッテリーが減っても、ステーションで充電済みのバッテリーと即座に交換できるため、充電待ちの時間が不要になります。この仕組みが新たなエネルギーインフラとして広がり、2輪EVの導入を後押ししています。
こうした市場動向を受け、ムサシは2輪EV用バッテリーの開発に参入しました。私たちバッテリー技術開発Gr.は、交換式バッテリーの耐久性向上や長寿命化をめざし、研究開発に取り組んでいます。駆動系部品の製造で培った技術力を生かしながら、新分野で世界市場に挑む取り組みで、とてもワクワクする仕事です。また、世界の環境負荷低減に貢献する意義ある事業であり、大きなやりがいがあります。
大学では電気電子情報工学を専攻し、次世代電池の正極材料をテーマに研究してきました。その知識が、今まさにEVバッテリー開発の現場で活かせています。
ある上司から「会社のためにがんばらなくてもいい。自分のために努力すれば、それが会社にとっても嬉しいことだから」と声をかけていただいたことがあります。その言葉に、ムサシの懐の深さを強く感じました。今私は、学生時代からやりたかった仕事、大学での学びがそのまま活かせる研究をやらせてもらっています。まさに自分のために努力しているような感覚です。好きこそものの上手なれと言いますが、やりがいも大きく毎日充実しています。自分を高め続けることが結果的に会社にも貢献できる。そう信じて挑戦を重ねています。
私たちの研究開発は、フェーズごとに多岐にわたる業務が連携しながら進んでいきます。まずは、めざす性能目標に向けて、現状のバッテリーにどんな改善余地があるのかを分析し、課題を明確化するのが出発点です。そしてその課題を解決するために、仮説を立てて具体的な開発計画を組んでいきます。試作品の製造や評価試験も自分たちで行います。
自分が立てた仮説が試験結果によって裏付けられたときには大きな達成感があります。もちろん、仮説どおりの結果が得られないこともしばしば。とくに2輪EV用バッテリーの実験は、試験方法が確立していないものも多いため、想定外の事態に直面することも珍しくありません。しかし、私たちはそれを「失敗」とは考えていません。そこから新しい発見が生まれ、技術が前に進む瞬間を間近で感じられるからです。試行錯誤を積み重ねながら未来の技術を形にしていく。その手応えこそが、この仕事の何よりの醍醐味だと感じています。
入社前は、大きな会社だから縦割りで部署間の距離もあるのでは、と想像していました。しかし実際に働いてみると、部署の垣根は低く、気軽に意見交換できるオープンな雰囲気があります。さらに、年齢や立場に関係なく、若手の意見を受け止めて認めてもらえる風土があります。むしろ「あなたはどう思う?どうしたい?」と、積極的に意見を求められます。指示を待つのではなく、自ら提案する姿勢が奨励されているのです。私自身、つい遠慮してしまうところがありますが、学生時代に学んだ専門知識を活かせる場面もあるかと思いますので、もっと積極的に意見を発信できるよう、自分の枠を壊していきたいと考えています。
1日のスケジュールOneday Schedule
- 07:10フレックスを使用し出社
- 08:00社外施設へ移動
- 09:00試験・試作など
- 11:40本社工場へ移動
- 12:10昼食
- 13:00試験結果まとめ
- 15:00次回の試験計画立案
- 17:00退社
休日は野球を
楽しんでいます。
小学校から始めた野球が趣味で、社会人になった今も草野球チームに入っています。みんなでわきあいあいと、全力でプレーを楽しんでいます!