インド・ベンガルールを拠点に高性能e-Axleの研究開発を開始

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~ 2輪・3輪EV向けラインナップの拡充へ ~

武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、2輪・3輪EV向けに、更なる小型・軽量・静粛性を兼ね備えた高性能なe-Axleの開発およびラインナップ拡充を目指し、2024年1月から「MIDC(Musashi India Development Center)プロジェクト」として、インド・ベンガルールのエレクトロニックシティを拠点に研究開発を開始したことをお知らせいたします。
この研究開発は、住友商事株式会社とテックマヒンドラリミテッド(本社:インド)の合弁会社であるSCTMエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 浩幸、以下SCTM)と協力し、e-Axleの機構・性能開発に精通したムサシが、高度な開発スキルを有するインドのエンジニアリングサポートを得て推進してまいります。
世界最大の2輪車市場であるインドでは、政府が2030年までに2輪車の80%をEV化するという目標を掲げており、EVの現地生産ニーズも急速に高まっています。開発したe-Axleはインドを中心として、タイ、インドネシア、ベトナムなどの東南アジア諸国、アフリカなどの成長市場での量産、販売を目指します。
ムサシは、e-Axleの供給を通じ、インド市場をはじめ全世界での2輪・3輪のEV普及をリードするとともに、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。


【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスの占有率を誇ります(ムサシ調べ)。電動、自動運転といった次世代自動車向けパワートレイン、サスペンション、ステアリング等の商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、SDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。 
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/

【SCTMについて】
SCTMエンジニアリングは、住友商事とテックマヒンドラの合弁会社です。先端技術領域に豊富な経験のある開発リソースを、競争力の高い価格で、お客様のニーズにあったサービス体制で提供し、自動車業界の課題解決に共に取り組みます。
SCTM Engineering Web Site: https://sctmeng.com/