株式会社wkwk(ワックワック) 保育園向け午睡チェックサービス 「icuco」が世界発信コンペティションにおいて特別賞を受賞

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武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、 代表取締役社長:大塚浩史、 以下ムサシ)の新規事業創出プロジェクトから生まれた、株式会社wkwk(本社:東京都千代田区、代表取締役:柳瀬陽一、以下wkwk)の、保育園向け午睡チェックサービス「icuco」が、東京都主催「世界発信コンペティション( https://www.tokyo-kosha.or.jp/sekai2020/compe/index.html )」のサービス部門において特別賞を受賞しました。

東京では「スポーツ・健康」「バリアフリー」「環境」「観光・おもてなし」をはじめとする幅広い分野で中長期的に様々なビジネスチャンスが見込まれており、「世界発信コンペティション」は、中小企業の製品・技術、サービスの開発や販路開拓を促進し、その優れた製品やサービスを国内外に発信するため、「製品・技術(ベンチャー技術)部門」「サービス部門」の2つの部門でコンペティションを実施しています。その中で、革新的で将来性のある製品・技術、サービスについて表彰し、開発・販売等奨励金を交付しています。2020年は、サービス部門52件の応募があり、そのうちwkwkの「icuco」も含め、優れたサービス14件が受賞となりました。

引き続きムサシはwkwkに対し設計・テスト環境の提供、部品調達、量産化ノウハウの共有や、世界14カ国に広がるムサシの生産・販売体制を活かし、グローバル展開を視野にいれたwkwkの事業運営をサポートしていきます。

【午睡チェックサービス icuco について】
「icuco」は、保育園向けの午睡チェックサービスとして開発され、乳幼児に装着するデバイスと、そのデータを受け取り保育士や保護者が体調を確認できるスマホアプリで構成されています。このデバイスには、呼吸による体動を検知する加速度センサー、体温(皮膚温度)変化を検知する温度センサー、そして体調変化などを検知する脈拍センサーが実装されており、医療機器としても届け出済みです。ICTを活用した午睡チェックサービスは、ソフトウェアだけでは解決できず、適切なハードウェアが不可欠なため新規参入が難しい分野です。株式会社wkwkでは、「icuco」のサービス開始にあたり、0から企画開発を行い、プロトタイプを製造しました。さらに、量産化のために国内外の工場やメーカーとの調整を行い、部品調達、納期管理などのマネージメントを実践してきました。現在、「icuco」は2020年3月のローンチ以降、全国の保育園で導入いただいている他、他のICTサービスに使用するハードウェア開発のご相談も頂いており、これからさらにニーズの高まりが期待されます。
icuco Web Site: https://icuco.wkwk-c.com/

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスの占有率を誇ります(ムサシ調べ)。電動、自動運転といった次世代自動車向けパワートレイン、サスペンション、ステアリング等の商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、SDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/

※wkwkは、2022年6月にicuco株式会社に社名変更いたしました。(2024年2月7日追記)