Keracel社、シリーズAの資金調達完了を発表

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 武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)がすでにリードインベスターとして出資をしている、米国シリコンバレーのベンチャー企業で、独自の3Dプリント技術を活用した全固体電池の開発を手掛けるKeraCel Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO: Mr. Robert H. Bagheri、以下KeraCel社)社が、1400万ドルのシリーズAの資金調達完了の発表を行いましたので、お知らせいたします。なお、KeraCel社はこの資金で、人材採用や、技術開発、戦略パートナーとの新規共同開発を行う予定です。

KeraCel社CEO Robert Bagheri氏 コメント:
「我々の革新的な技術開発の進展にご理解を頂き、サポートしてくださっている既存の投資家にお礼を申し上げるとともに、新しい投資家の皆様に歓迎を申し上げます。我々はこの技術で、製造業のデジタルトランスフォーメーションの進化を目指し、世界のお客様にとてつもなく大きな競争力を提供することにつなげていきます。」

大塚浩史コメント:
「KeraCel社は3Dプリンター(付加製造)技術のリーディングカンパニーです。我々は彼らの独創的な技術に感銘を受けるとともに、ムサシのエナジーソリューション事業とのシナジーを大いに期待しております。」

【KeraCel社について】
全固体電池は次世代の蓄電デバイスとして期待され、現在多くの企業がその実用化に向けて開発を加速しています。KeraCel社は独自の3Dプリント技術をベースとした、安全、低コスト、小型かつ自由度の高い全固体電池の設計・生産技術を保有し、今後それらの技術の市場投入を計画しています。
Keracel website: http://www.keracel.com

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスの占有率を誇ります(ムサシ調べ)。電動、自動運転といった次世代自動車向けパワートレイン、サスペンション、ステアリング等の商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、SDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/